【竹宮ゆゆこ】の【オススメ小説】3冊|「とらドラ!」だけじゃない!

どうも!なっつんです!
「とらドラ!」や「ゴールデンタイム」で有名な”竹宮ゆゆこ”先生ですが、ライトノベルだけではなく、長編小説も書いています。



ゆゆこ先生が書く恋愛小説って、本当にいいですよね…


もし「とらドラ!」に出会っていなかったら、アニメを見る生活になっていなかったかもしれません。



そんななっつんを、アニメの世界へと引き込んだ竹宮ゆゆこ先生の小説…気になりませんか?今回はなっつんが読んだ中から、竹宮ゆゆこ小説のおすすめ3冊を紹介します!

また、作品の話の根幹に関わることは、ネタバレになるので書けませんが、



「ぜひこの小説を読んでみたい!」

と思っていただけるような文章が書けていれば嬉しいです。


1冊の本で話が完結しますから、一気に読み進めることもできますよ!
それではいってみよう!

第3位「知らない映画のサントラを聴く」

「これは恋か、贖罪か。圧倒的恋愛小説。」

「錦戸枇杷。23歳。無職。夜な夜な便所サンダルをひっかけて”泥棒”を捜す日々。奪われたのは、親友からの贈り物。」

「枇杷は朝野の元カレと出会い、気づけばコスプレ趣味のそいつと同棲していた……!」
(以上、背表紙より抜粋)

小説の主人公は「錦戸枇杷」
23歳ニートが親友の「清瀬朝野」の贈り物を取り返すため、
夜な夜な”泥棒”を探して街を徘徊するところからストーリが始まります。



「とらドラ!」は高校生、
「ゴールデンタイム」は大学生
の生活を描いた話ですが、この作品は社会人編です。


(社会人編とは書きましたが、主人公がニートなのでどうなのでしょう…)



後ほど紹介する作品にも出てきますが、
ゆゆこ先生の描く女性は、かなり独特なキャラクターばかりです。
日々のやりとりが最高に面白いです。


また、ゆゆこ先生特有の言葉の言い回しや
時事ネタが織り込まれており、
とても面白い作品となっております。


もちろん、ゆゆこ先生と言えばの、
とても複雑な恋愛感情も描かれていますので、
ぜひ読んで欲しい作品の一つです。

第2位「おまえのすべてが燃え上がる」

「逃げて、逃げて、逃げて。私は”彼”に出会う」

「樺島信濃は、逃げていた。誰から?包丁を持った女から。なぜ?
 愛人であることがバレたから。」
(以上、背表紙より抜粋)



この作品の主人公も女性。年齢は26歳。
仕事は、スポーツジムでアルバイトをしているというところから始まります。


そして設定は…


「愛人に買ってもらったブランド物を持って逃げてくる女性」



またか!!!

今度は何かというと
仕事をやめ、愛人として住んでいたが、奥さんにバレたため、包丁を持って奥さんに追いかけられる


というところからスタートしています。

さすがゆゆこ先生。
ただの恋愛小説はなかなか書きませんね…。
(ちなみに、私はこのような小説の方が好きです。笑)



そんなある日
「弟が元恋人とやってきて……。(背表紙より抜粋)」

ここの「元恋人」というのがポイント

恋人期間の話では、ゆゆこ先生らしい、というイメージの
女の子が描かれています。


相変わらず、最後にたたみかけてくる展開に圧倒されました!

第1位「砕け散るところを見せてあげる」

「死んだのは、二人。その死は、何を残すのか。」

「大学受験を間近に控えた濱田清澄は、ある日、全校集会で一年生の女子生徒がいじめに遭っているのを目撃する。」

「彼を待っていたのは、助けたはずの後輩、蔵本玻璃からの『あああああああ!』という絶叫だった。」
(以上、背表紙より抜粋)

この本はですね、一言で言って、



「すごすぎる!!!」



本のあらすじじゃないですけど、



あああああああ!



って感じでした。読み終わった時に。


ストーリーとしては、
「とらドラ!」と同じく、高校生活がテーマです。


主人公の濱田清澄は、父と同じようにヒーローになりたい。という正義感のある男子高校生で、ヒロインである蔵本玻璃がいじめられているのを見て、それを見逃すことができずに、声をあげる


というところから始まっています。



助けたヒロインが絶叫するとか、
第2、3位の作品と同じように、かなり個性的なキャラ設定ですよね。


そういえば、「とらドラ!」の「手乗りタイガー」や「ゴールデンタイム」の「加賀香子」もすごいキャラ設定だったなと。


この作品は少しずつ、夜寝る前に楽しみに読んでいたのですが、終盤に近づいた頃、「そろそろ寝るかー」と思っていたのに、


一気に急展開!


続きが気になりすぎて、翌日も仕事で朝が早いというのに、一気に読み進めてしまいました。

「えっ?えっ?……えっ!!!???」


と困惑しながらも、最後まで読みました。


もうね、「すごすぎる」の一言ですよ。


やはりゆゆこ先生の小説は最高だなと思いました。

おわりに|恋愛小説の達人「竹宮ゆゆこ」

いかがだったでしょうか?
現段階で読み終わった、竹宮ゆゆこ先生の小説から、おすすめを紹介しました。


買ったものの、まだ読んでない小説もいくつかあるので、読み終わったら、また別の記事で紹介したいと思います。


私個人的な選び方のオススメは、
今の自分と年の近い主人公のものを選ぶ
と良いと思っています。


「ゴールデンタイム」を見ていた時は、ちょうど大学生だったので、サークルのやりとりとか、一人暮らしを始める多田万里とか、学食でのやりとりとか…すごく自分に重ねて見ていたのを覚えています。



高校生なら『砕け散るところを見せてあげる』
大学生なら『ゴールデンタイム』
社会人なら『知らない映画のサントラを聴く』




が良いのではないでしょうか。
ぜひぜひ、読んでみてくださいね!

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!
それではっ!なっつんでした!

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