【神演出】『ぼっち・ざ・ろっく!』12話「君に朝が降る」

最終話の2曲目「星座になれたら」の神演出。

ぼっちざろっく!の最終話である第12話「君に朝が降る」ですが、めちゃくちゃ細かく作られていました。本当にすごい。

ライブ演奏から始まる最終話ですが、細かい演出が隠されていました!


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ぼっちちゃんのギターの音が消える!

ライブの2曲目である「星座になれたら」で、ぼっちちゃんのギターの1弦が切れて、2弦のペグも壊れていてチューニングが合わないというシーンがありました。


細かくてすごい!と思ったのは、ぼっちちゃんの「1弦が!」というセリフの後、ぼっちちゃんのギターの音だけが消えているのです!


ライブでギターを弾いていないのだから、当然ギターの音は消えるはずなので、その演出のためだけに編曲をした細かさがすごすぎます…。


基本的に4人組バンドの場合、ギターソロを担当するリードギターの音は右側で鳴ります。イヤホンをつけてライブシーンを聴いていると、右耳で鳴っていたぼっちちゃんのギターの音に気づくことができますよ。

曲が1小節分長くなっている!

ぼっちちゃんのギターソロの直前で弦が切れてしまいましたが、ギターボーカルの喜多ちゃんがアドリブでギターパフォーマンスを披露するシーンがありました。


原曲の「星座になれたら」のギターソロは1小節なのですが、喜多ちゃんが1小節を繋いで、ぼっちちゃんに託します。

その後ぼっちちゃんが本来のギターソロの尺と同じ1小節を、カップ酒の瓶を使ったボトルネック奏法で切り抜けます。



ここですごく感動したのは、メンバー全員でぼっちちゃんのギターソロのために、1小節分曲をアドリブで繋いだというところです!



よく見ると山田ちゃんと虹夏ちゃんで、目を合わせて合図してるようにも見える気がします。

アドリブでメンバー全員の意識を合わせて、曲を1小節長くすることができたのも、メンバーが1つになっているから…そんな気がしました。


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おわりに

ぼっちざろっくの最終話。マジで神回でしたね!


廣井きくりの「酒好き」という設定も、ぼっちちゃんのボトルネック奏法の伏線だと思うと、よくできた設定だなと感心しました。


最終話のタイトル「君に朝が降る」もアジカンの名曲であり、最終話に流れる「転がる岩、君に朝が降る」から取られたタイトルというのもすごくいいですよね。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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