仕事にも勉強にも効く!と話題の「東大読書」
読んてみた感想や要約を、5つのポイントに絞って書いていきます!
「東大読書」の5つのポイント
①「仮説」を作って読む
東大生は「読み始める前」に考える
まず一つ目は、「仮説」を作って読むです。
詳しくは長くなってしまうので省略しますが、簡単にいうと
どんな本なのか、予測してから読む
といった感じです。
何をするかというと、
- 本のタイトルを読む
- 本のカバーや、帯の言葉をきちんと読む
ことです。
たったそれだけ???
と思った方もいるかもしれませんが、本のタイトルと帯などから、得られる情報はかなり多いことに気づくと思います。
具体例
例えば、
メンタリストDaiGoさんの
『知識を操る超読書術』
を見てみましょう。
帯にどんなことが書いてあるかというと、
- これでDaiGoレベル
- 全部読むな!
- 身体を鍛えろ!
- 忘れることを恐れるな!
- 1日20冊の本を読み、動画を毎日配信する著者の「読み方」を初公開
と書いてあります。
この部分を読むだけで、「全部読むなってどういうこと?」「本を読むために身体を鍛えるの!?」などなど。この本を読むと得ることができる知識がまとめて書いてあります。
本を読み始める前に、
その本にどんな内容が書いてあるのか?
自分は何を知りたいのか?
など、知ることができます。
②「著者の別のタイトル」もチェックする
本を読み始める前に、
著者が他にどんな本を書いているかを調べるという方法です。
例えば、「東大読書」の筆者、西岡壱誠さんは、
『現役東大生が教える「ゲーム式」暗記術』
『読むだけで点数が上がる!東大生が教えるずるいテスト術』
といった本を書かれています。
たった2冊の本を他に書いていることを知っただけで、
「この人は現役東大生の時に、本を書いていたのか」
「暗記術とかテスト術とか、勉強の仕方の本も書いているのか」
ということがわかります。
メンタリストDaiGoさんの
『知識を操る超読書術』をまとめた内容は、こちらの記事で紹介しています。
【必見!】読書が続かない人へ|本は読み切らなくていい!メンタリストDaiGoの読書術
③「2冊同時」パラレル読み
これはやり方としては簡単で、
同じような本を、2冊同時に読む
というテクニックです。
例えば、「時間術」に関する本を読むとしたら、
『週40時間の自由をつくる 超時間術』
メンタリストDaiGo
『神・時間術』 樺沢紫苑
というように、
読もうと思っている本と、似ている内容の本を2冊同時に読みます。
そうすると、
「Daigoさんの本では、タイマーを30分にセットして、なったら仕事を切り替える」
「樺沢さんの本では、15、45、90分が集中できる区切り」
などと、どちらも時間を区切って行動すると良いという共通点であったり、
時間配分が異なっているなといったことにも気づくと思います。
2冊同時に読む「パラレル読み」を行うことで、「この本とあの本はここが似てる!同じことを言ってる!」という共通点に気付いたり、「ここは違うことを言ってるなー」などと、意見が違うポイントにも気づくことができたりします。
④意見が分かれるポイントを見つける
あなたは「いい国」と言われたら、どんな国を想像しますか?
「税金が少ない」や「治安が良い」など、色々なことを考えると思います。
ただ、本を読む上で気をつけたいのは、
「言葉の定義」です。
「いい国」というのは、何をもって「いい国」と言えるのでしょうか?
上の例でいうと、
税金の少ない国は、自分が使えるお金が多いように感じますが、
税金が多いことによって、医療を受ける際に、お金がかからないという国も存在します。
著者それぞれで言葉の定義が違うので、「この人が言う『いい国』って、どう言う意味なんだろう?」など、
「この人は何をもってこの言葉を定義しているのか」
を考えていくと良いと思います。
⑤1テーマ10冊読むと、ある程度分かる
これはシンプルで、
1テーマにつき10冊読むことで、その分野のある程度のことが理解できる
というものです。
これは齋藤孝さんの『読書をする人だけがたどり着ける場所』にも同じような内容が書かれていました。(同じジャンルの本を10冊読むとランクAらしいです)
私で言うと、最近は心理学に興味をもっているので、
「まずは10冊読んでみよう!」と思い、色々な心理学の本を読んでみました。
すると、著者が違っても、共通している内容が多く出てくることで、自分の理解も深まりました。
勉強法、読書術、時間術、仕事術など、
自分の興味のある分野について、10冊読むことで、
かなり知識が深まるはずですよ!