前回の記事では「デートに誘うテクニック」として、【お願い】のコツを紹介しました。今回はその続編の【デート編】です。クリスマスや夏祭り、イベントなどで、せっかくデートに誘えた!そして、好きな人との距離がグッと近づいたら…?
今回は相手との距離をグッと近づける心理術を紹介します。どれも簡単にできるテクニックなので、ぜひ試してみてください!また、好きな人だけではなく、仕事先で初対面の人とお近づきになる方法としても使えます。ぜひ、好きな人と仲良くなった時のことを想像しつつ、読んでみて下さい!
好きになって欲しければ、近くに寄る?
「パーソナルスペース」という概念を知っていますか?これはエドワード・ホールという文化人類学者が提唱したものです。相手との人間関係に応じて、近づいても許される距離が決まっているというものです。
- 恋人なら 0〜15㎝
- 親しい友人なら 15〜45㎝
- 知らない人との会話なら 1.2〜2.0m
と言われています。その人のと関係で近づける距離が決まっていて、それ以上近くと、人は不快に感じて距離を取ろうとします。
これを逆に利用して、好きになって欲しい人との距離を15㎝以内(恋人の距離)に近づかざるを得ないような状態を作るというものです。
人間の心理で、「行動」と「気持ち」が一致しないと不快になるという状態を「認知的不協和」と言います。これはアメリカの心理学者のレオン・フェスティンガーが提唱したもので、脳は自分の取った「行動」に合わせて「気持ち」を変えようとするのです。
なんだか難しい!という方も、大丈夫です!具体例を出すと、こんな感じです。
頭の中で
「あの人とこんなに近い距離に来ちゃった…。特に付き合ってるわけでもないのに…。こんなに近くのは恋人だけだよ…。いやいや、違うかも。この人のことが好きだから、こんなに近い距離に北のかも…?」というように、思うということです。
好きになって欲しいなら、近くに寄れる状態を作りましょう。
デートで最適な「移動手段」は車?電車?
このパーソナルスペースを利用するために、より良い移動手段は何でしょうか?
これを利用する場合、車よりも電車が良いでしょう。横並びで座る電車であれば、空いている席が2席だけなら、15㎝以内に近くことが可能です。隣に座る口実にもなりますし、最適なのではないでしょうか?
車の場合、運転席と助手席では、電車で座るより距離があります。また、運転に集中することで、上手く会話が出てこなくなるなど、電車の方がトークに集中できるはずです。
「自己開示」で距離をグッと近づける
あなたは、いきなり「家族は何人いるの?」と、あまり親しくない人に聞かれたら、どう感じるでしょうか?「突然家族構成を聞いてくるとか、何か企んでるのかな…」などと、不安に思うかもしれません。
しかし、このような聞き方だとどうでしょう?
「僕は4人家族で、両親と大学生の妹がいるんだけど、君は何人家族なの?」このように「自己開示」をすることによって、こちらが心を開いた分、相手も心を開いてくれるようになります。そしてちゃっかり、相手のプライベートな話を聞き出します。
ここでも、先ほどの「認知的不協和」が関わります。「普段は親しい人にしかしない話を、〇〇さんにしちゃった。いや、違う違う。〇〇さんが親しい人だから、こんなプライベートな話をしたんだ!」といった感じです。
自分がプライベートな話をすることで、相手から親しい人にしか話さないような話や悩み、プライベートな話を聞き出すことによって、距離がグッと近づいていきます。
一緒にスポーツをすると、恋人になれる!?
「吊り橋効果」を知っている人は多いのではないでしょうか。吊り橋やお化け屋敷などのドキドキを、恋愛感情のドキドキと勘違いしてしまうというアレです。有名なものですが、これはきちんとカナダの心理学者によって、実証されています。
この「吊り橋効果」は別名「スポーツ効果」とも言われています。デートコースに迷ったら、ラウンドワンで体を動かしたり、一緒にバスケやテニスをしたり、スポーツを取り入れると良いですよ。
デートの締めは「おしゃれなバーで」
最後に紹介するのは「暗闇効果」です。暗い場所に入ると、お互いの場所を確認するために、なるべく近くに寄るようになります。
しかもカウンターで座るバーでは、電車での移動の時にも紹介した、パーソナルスペースのテクニックを使うこともできます。ここで、一気に勝負をかけましょう!
ただ、いきなり暗めのバーに招待するのは、少々ハードルが高いでしょう。その前に、明るめの居酒屋やご飯を食べ、デートの最後にバーに誘う流れが良いでしょう。
おわりに
今回はデートで使える心理術を紹介しました。たったこれだけのテクニックでも、知っているのと知らないのでは、大きな差がありますよね。ぜひぜひ、あなたの役に立てていただければと思います。
まだ、デートに誘う【お願い】のコツを読んでいない人は、ぜひ読んでみてください!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!
それではっ!なっつんでした!